眠気対策のためのタイプ分け

近年、睡眠不足症候群という新しい名前の病気がでてきました。テレビ「たけしの本当は怖い家庭の医学」でも取り上げられました。その理論は、以下になります。

人によって、一日に必要な睡眠時間は異なります。たとえば、5時間睡眠で大丈夫な人、9時間寝てもまだ眠いと感じる人などがいます。人間みんな必要睡眠時間が一様というわけではないということです。タイプ別に分けて見てみると、

  • ショートスリーパー(必要睡眠5時間未満)
  • 標準睡眠(必要睡眠5~8時間)
  • 準ロングスリーパー(必要睡眠8時間~10時間)
  • ロングスリーパー(必要睡眠10時間~)

上記4タイプに分けることができます。

自分の睡眠タイプを知る

例えば、5~8時間睡眠が必要な標準睡眠の人が、睡眠3時間の生活が続いたとします。これでは当然、睡眠不足状態になります。

同じように、ロングスリーパーの人は、例えば毎日8時間寝ていても眠くて仕方ないという状態になります。

自分がどの睡眠タイプに属しているのか。日中に全く眠気を感じないときの、前日の睡眠時間が、自分の必要睡眠時間と見ることができるので、そこからタイプを割り出します。

睡眠不足を解消する

睡眠タイプを知らないまま、無理をして慢性的に睡眠不足になっていると、休日に1日寝ただけでは回復しません。慢性的睡眠不足を解消するには、必要な睡眠をとる期間が2週間くらい必要になるそうです。

日曜日1日中寝ていたのに月曜日眠気が・・・そんな経験、ある方もいらっしゃるかと思います。

昼寝はリフレッシュにとても有効

忙しくて寝る時間がどうしても十分作れない、という方も多いでしょう。そこで有効なのが、昼寝です。最近は学校で昼寝をすすめているところもあるということで、昼寝の効果の高さが社会的にも広まってきています。

適切な昼寝は、大体15分。たとえ眠れなくても、睡眠の半分くらいの効果が得られるということです。ただし、多く寝てしまうことは、夜寝られなくなることになったりしますので、NG。15分の昼寝がもっとも良いということです。

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